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【2011放送決算】ハン・ソッキュ、シン・ハギュン、ユン・ジェムン「これこそが俳優だ」

[TVリポート チェ・ミンジ記者]スクリーンで活躍していた俳優たちが続々とドラマに移動している。熟成した演技を披露したハン・ソッキュ、無愛想なカリスマで圧倒したシン・ハギュン、表情だけも芝居ができるユン・ジェムン、言葉がいらないほど存在感の大きい俳優キム・ジョンテまで。今年1年間、ドラマを豊かにした映画俳優たちの活躍を集めてみた。

◆ ハン・ソッキュ、優しくも謹厳だが、冷徹なイ・ド

16年ぶりにテレビに戻ってきたハン・ソッキュは、圧倒的なカリスマで韓国のお茶の間を席巻した。朝鮮世宗(セジョン) 時代の訓民正音(フンミンジョンウム、ハングルのこと)頒布に関する物語を描いたSBS『根の深い木』(キム・ヨンヒョン脚本、チャン・テユ演出)で彼はイ・ド(世宗)として重みのある演技を披露した。

仁慈な風貌にひげまでつけた彼は、イ・ドと完璧なシンクロ率を誇り、完璧な演技力まで持っており、視聴者の心をわしづかみにした。ハン・ソッキュの好演に後押しされ、『根の深い木』は連日、自己最高の視聴率を記録し、魔の20%を超え、水木ドラマの王座についた。

ハン・ソッキュは今月31日に行われる『2011 SBS演技大賞』で大賞候補に名前をあげた。「大賞はハン・ソッキュ」という意見が支配的だ。1994年、MBCドラマ『ソウルの月』でスターとなった彼は、そのままスクリーンに進出し、『シュリ』『8月のクリスマス』などで人気を博したが、2000年代に入ってからは『百夜行』『2階の悪党』などが振るわない成績をあげるなど、人気が低迷していた。しかし、『根の深い木』での好演で、再び全盛期を迎えるとみられる。

◆シン・ハギュン、つんとしているけれど、愛の前ではピュアなイ・ガンフン

昨年、ケーブルテレビtvNの『危機一髪 豊年ヴィラ』(チャン・ハンジュン脚本、チョ・ヒョンタク演出)で7年ぶりにテレビドラマに出演したシン・ハギュンは、KBS 2TVドラマ『ブレイン』(ユン・ギョンア脚本、ユ・ヒョンギ演出)で冷徹な医師イ・ガンフン役を演じ、視聴者の心を動かした。

物語の初頭では自己中心的で、わがままだったガンフンは、ユン・ジヘ(チェ・ジョンウォン)のおかげで徐々に変わっていく。カドナム(冷たい都市の男)で、すぐ怒鳴りつける男にしか見えなかった彼も、愛の前ではピュアな心を表し、女性視聴者の心を刺激している。特に、イ・ガンフンとユン・ジヘのバブルガムキスは、キスの新たなパラダイムを提示し、大きな反響を呼んだ。

SBSの『根の深い木』にハン・ソッキュがいるとしたら、『ブレイン』にはシン・ハギュンがいる。シン・ハギュンは今月31日、ソウル汝矣島(ヨイド)のKBS公開ホールで行われる『2011 KBS演技大賞』の大賞候補となっており、受賞できるかどうかに関心が集まっている。

◆ユン・ジェムン、端と端を行き来する表情演技の達人

MBCドラマ『総合病院 シーズン2』(2008)、KBS 2TVドラマ『アイリス シーズン1』(2009)以降、テレビ出演があまりなかったユン・ジェムンは今年、SBSの『マイダス』(チェ・ワンギュ脚本、イ・チャンミン演出)で貪欲で、野望にとらわれた役を演じきったと思ったら、『根の深い木』で視聴者を完全に圧倒した。

『根の深い木』の初頭で、視聴者たちは半村(成均館の下で働く浅民たちが集まって暮らす村)の奴婢カリオン役を演じるユン・ジェムンを見たとき、頭を傾げた。「ユン・ジェムンがこんな役で出るはずがない」ということだった。スクリーンで存在感のある脇役として活躍している彼が、小さい役を演じるのを見て、視聴者は「何か、反転があるはず」という推測を出した。そして、ユン・ジェムンは視聴者の期待に応えた。

ドラマの中盤部、カリオンは密本の首長、チョン・ギジュンであることが明らかになり、彼はイ・ドと熾烈な頭脳戦を繰り広げた。カリオンの端と端を行き来する表情演技、毎回、鳥肌が立つ演技でハン・ソッキュと緊張感あふれる対立構図を演じたユン・ジェムンは、涙の演技も一品だった。犯人に見立てられ、追い込まれた末にカン・チェユンに捕まえられたとき、涙ぐむ彼の姿は名シーンに選ばれた。

◆キム・ジョンテ、ドラマを制覇した能力者

今年、高い存在感を示した俳優はなんといってもキム・ジョンテだ。彼はSBSドラマ『不汗党』(2008)、『太陽を飲み込め』(2009)、『悪い男』(2010)など多数の作品に出演したが、今年はとりわけ、忙しい1年を過ごした。SBSドラマ『サイン』(キム・ウンヒ脚本、キム・ヒョンシク演出)で頭角を現し、チャンネルCGVのTVムービー『少女K』(キム・ジョンヒョン演出)では3部作という短い時間に強烈な印象を植え付けた。

また、MBCの『ミス・リプリー』(キム・ソンヨン脚本、チェ・イソブ演出)ではヒラヤマ役を演じ、この上ない悪人を演じた。友情出演でドラマを始めたキム・ジョンテの比重は時間がたつにつれ、増えていった。登場するたび、逆転のある役を演じ、自分の魅力を発散した。

彼の魅力はそれだけではなかった。キム・ジョンテはKBS 2TV 『ハッピーサンデー-1泊2日』助演特集に出演し、華麗なるトークを披露、ホットな人物となった。彼の妻チョン・ヨジンさんと息子のジフンくんまで関心を集め、話題の中心に立った。そして彼は、来年1月30日から放送されるKBS 2TVの『ドリームハイ シーズン2』(ホ・ソンへ脚本、イ・ウンボク演出)で教師役を演じる。彼の大きな存在感が再び発揮できるのか、期待が寄せられている。

写真=TVリポート DB
チェ・ミンジ記者 star@tvreport.co.kr
2011-12-23 13:17
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